金管楽器のロータリーのバルブには押す方、戻る方にそれぞれ緩衝材としてゴムが付いている。「ロータリーバンパー」というらしいがこれはたいてい白い半透明のシリコンゴムか黒い天然ゴムでできている。シリコンは柔らかすぎてバウンドして音がブルついてしまう。黒ゴムは硬いがこれが逆に反発力が強すぎてやはりバウンドして音がブルつく。
そこでテューバの場合戻りの方にはコルクを代わりに用いることが多いのだが、けっこうすぐへたってしまう。
こういうのは楽器屋さんで注文してもなかなか自分の楽器に合うのがなかったり(テューバの規格はこの21世紀に至ってもてんでばらばらである)、入荷に時間がかかったり、結構いいお値段がしたりする。
そこで身の回りにある物で代用できないかと探してみたところ、こういうものがジャストフィットした。
これは網戸の押さえゴム。その昔網戸の交換をしようとサイズを確認せず買ってしまってそのまましまい込んでいたもの。太さは6mmくらい?
肝心の使用感だがなかなか上々である。このギザギザがほどよいクッションになってるせいだろうか、不快なブルつきは起こらない。耐久性は不明だが、壮絶にさらいまくる人でもまず1本は使い切れまい(笑)。
いわずもがなですが、この記事の内容を実行される時は自己責任でお願いします。
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