今日のとか言ってますがTED Talks in Japanseseを上から観ていっているだけです。
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これらTEDの動画だが、このブログの埋め込みリンクよりも上のサイト元に飛んで観た方が音も画像も一段良いようだ。
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シャオラン・シュエ:「漢字の読み方はこんなに簡単!」
台湾出身のシャオラン・シュエによる漢字講座。元旦の「旦」の字の意味なんて今知った!
英語圏の人間にとって漢字は謎の象形文字しか見えないと思うのだが会場の反応はいい。TEDの会員になって会場で講演を聴くためには結構な会費が必要なようだが、それだけに聴衆の知的レベルは相当高いようだ。
リタ・ピアソン「すべての子どもに強い味方を」
「子供は嫌いな大人から学んだりしない。」
「でもすべての子を好きになるのは無理。」
「まず相手を理解しようとすること。」
「教師は優れた役者になれる。それが仕事です。」
子供の可能性を信じ、自分を偽らない。高校の専門課程の非常勤講師という教育者の端くれの端くれである僕にとっても参考になり勇気づけられる話だ。
ローラ・スナイダー 「哲学朝食会」
それまで「自然哲学者」と呼ばれていた人々が1833年に初めて「科学者」という呼び名を得た。日本には科学が先に入ってきたせいで哲学の位置が曖昧なようだが、現在哲学者に分類される古代ギリシアのアリストテレスやプラトンは当時は理論物理学のようなものだった。
僕がこんなことを思うのも芸術がおおざっぱに「文系」に分類されている違和感からきている。実際には音楽家には理系が得意な人も少なくない。 音楽に強く文系を感じるのは歌の詩がからむ時か。美術に目を向ければ絵画・デザインははっきり文系の分野であるし文学的能力が必要とされる。しかし美大の一科である建築はどう見ても理系である。
どうやら学問というものの文系・理系という分類は枝葉であってその大元は哲学であるらしい。人間は生きたいから生きるのであって学問は考えたいから考えるのである。ちょっと動画の趣旨からは外れるがそんなことを思った。
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