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レバノン出身のジャズ・トランペッター、イブラヒム・マーロフ（Ibrahim Maalouf）によるイスタンブールでのライブ。




名前の読み方はこれでいいのか分からないが、一応日本で出てるCDのクレジットでは「マーロフ」とある。ジョン・ゾーンとか中東風味の持ち曲があるジャズ・ミュージシャンは何人かいるが、この人はネイティブ（？）である。アラブ音楽のエッセンスがコンテンポラリー・ジャズに完全に融合していてとにかく格好いい。

技術もサウンドも音楽的アイディアも素晴らしいが、エフェクターを使ったサウンドの選択や曲のつなぎや客煽りの上手さにミュージシャンとして総合的なセンスを感じる。英語版Wikipediaを見るとクラシック畑出身らしい。ポーランドのピアニスト、レシュク・モジュジェル（Leszek Mozdzer）みたいなスーパーマンの一人か。

この映像はカメラ何台で撮っているのか分からないが映像がまた格好良い。あとトルコは美人が異様なくらい多いですね。