Wikipediaのトップレベルドメイン一覧を眺めていると音楽関係に使えそうな英字がちらほら見つかる。特に楽器の略語はアルファベット2~3個でできているので、もし音楽関係者が独自ドメインを持つなら国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)を利用するのも手ではなかろうか。
国ドメインは当然ながらその国の人間でなければ使えない制限の厳しいものから、国によっては条件次第で、あるいは制限なしで誰でも登録できるものもある。
.mu(ミュージック:モーリシャス)
まずはメジャーどころから。音楽用としても売りだされており実際結構人気があるようだ。
.vn(ヴァイオリン:ベトナム)
ヴァイオリンは略記号が「vn」である。ヴァイオリニストや弦楽器団体やメーカーが独自ドメインを作るなら使ってはみてはどうだろう。
.va(ヴィオラ:バチカン市国)
ヴィオラの略記号、だがなにせバチカンである。バチカン政府関係以外には使えないっぽい。ていうかまず無理だ。
.vc(チェロ:セントビンセント・グレナディーン)
チェロの正式名称はViolincelloなので略記号は「vc」となる。お国のセントビンセント・グレナディーンはカリブ海に浮かぶ島国である。登録に制限がないので「vc」の略記号に関係する企業や団体がよく使うようだ。チェロ奏者もいかが?
.cl( クラリネット:チリ)
クラリネットの略記号 。国外からの登録にはチリの身分登録番号の取得が必要とある。
.bn(バスーン:ブルネイ)
ファゴット(fg)のドメインは残念ながら存在せず。バスーン(bassoon)の「bn」ならある。取得にはブルネイに登記がある会社や団体である必要がある。
.hr(ホルン:クロアチア)
何種類かあってそれぞれ制限が違うようでちょっとややこしい。 基本的にクロアチア人用で、種類によっては外国人でも使えるものがあるようだ。
.tp(トランペット:東ティモール)
実は金管楽器はホルンで打ち止めで、この「.tp」も今は使われていない。トロンボーン(tb)、テューバ(tu)等も今のところ存在しない。
.pf(ピアノ:仏領ポリネシア)
おっとピアノがある!が、 ポリネシアに関係がないと無理っぽい。
.bs(ベース:バハマ)
情報が少ないので検索してみると日本から登録してくれる代行会社があった。
http://www.gonbei.jp/reg/domain_detail.cgi?p1=bs
お値段がちょいとお高い。
.sd(スネアドラム: スーダン) .bd(バスドラム:バングラディシュ)
ドラムス(ds)はないがこの2つならある。ただ条件云々の前に音楽用としての需要があるかどうか(笑)。 基本的にパーカッション類は一般的な2文字の略語が少ない。
.gt(ギター:グアテマラ)
おっと真打ち登場!基本グアテマラの人や企業用で色々と制限はあるが、外国から登録できないこともない。ただ「GT」の語の並びはギター以外にも多いので競争率は高そうだ。
コントラバス(cb)、フルート(fl) 、オーボエ(ob)とかはありそうでなかった。単に音楽の略記号みたいな国別ドメインを探してみただけだが、それぞれ利用条件も値段も全く違っていて面白い。
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